山小屋の朝。
4時半に「御来光まで後15分でーす!」という声で叩き起こされます。
御来光にモチベーションはあまり感じないのですが、とりあえず「せっかくなので精神」で外に出ます。
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まだ出てきてません。
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下を見ると登山してくる人の姿が。いったい何時から登り始めたのでしょうか。
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御来光待ちの方達がたくさん。中には半袖短パンの方も。トレイルランの方でしょうか。
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うわー!きたー!!信仰心の欠片もない私ですが、思わず手を合わせていました。
八合目の山小屋を後にし、気合いを入れて頂上を目指します。
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50分くらいで九合目到着です。
万年雪の名前通り
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雪が残っておりました。
さらに30分登って
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九合五勺。
ふと上を見ると
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頂上が目視で確認できます。
あと少し
しかし、ここからが本番です。
角度も今までよりも急になり、酸素も薄い。見えているのになかなか辿り着かない頂上。
通称「胸突き八丁」というそうです。
登ります。ひたすら登ります。
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頂上到着です。
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おお、頂上料金。
トイレも1回300円に値上がりしました。
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お構いなしに、さほど冷たくないマッチをイッキ飲みです。
喉を潤したところで頂上周辺をブラブラします。
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迫力ある富士山の火口。
腰を降ろして、ふと見てみると
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奥に見えるのが剣ヶ峰。3,776m日本一高い場所です。
歩いて更に20分急な斜面を登り
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やりました。
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富士山頂です。
山小屋で一泊しているので、体力的にも余裕があります。
せっかく来たのだからお鉢巡りでも…と思いましたが、午後から天気が崩れると予報が。
感動に浸っている間もなく下山です。
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帰りは御殿場口へ。翌日は富士登山駅伝開催とのこと。
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御殿場口といえば「大砂走り」
永遠に続く大砂走り対策として、バレーの膝サポーターを装着し臨みます。
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舐めてました。
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これが大砂走りです。
かなりの急勾配。一歩踏み出せば踝まで砂に埋まる始末。
地平線の先が見えません。
まるでキャプテン翼の相手ゴールのようです。
振り返ると
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えげつない角度。
試しに少しだけ登ってみましたが、1m進むと2m滑らされる感覚が。
山小屋も7合目以降、5合目までありません。水も買えないしトイレも無いのです。
だから御殿場口から登山する人って圧倒的に少ないんですね。
その大砂走り
止せばいいのに走りました。富士登山駅伝選手のように走りました。
そして何度も転びました。ゴロゴロと転びました。
勿論、顔や身体中は泥だらけ。足の指の爪はほぼ死にました。
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命からがら辿り着いた麓の山小屋で
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飲んだコーラの美味いこと美味いこと。
うん。下りは地獄でした。
登りは体力、下りは技術と言われますが
下りが苦手な私に、日本最高峰の山は容赦なく襲いかかってきました。
まさにトラウマ
日本に生まれたからには一度は富士山と思っていました。
一度でいいです。
2度と富士山には登らないと思います。
多分ね…。
今回色んな登山者の人と交流がありました。
特に外国人。楽しそうに登山していました。
私の流暢な英語が全く通じず、もっとスピードラーニングで勉強しておけば良かったです。
いつもは眺めるだけの近くて遠い富士山でしたが
今後は違った感じで富士山が見れると思います。
春先まで、登山経験、装備、知識、全てにおいて皆無の状態でしたが
色んな方にアドバイスを頂き、トレーニングを積んで、装備を揃えて行きました。
少しでも「哲でも登れたのだから、自分も富士山登ってみるか。」と思って頂けたり、興味を持って頂けたら幸いです。
最後に御来光と僕。
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やっぱりもう一回行くかな。
誰かご一緒しませんか?
いや、マジで。
ではでは。
4時半に「御来光まで後15分でーす!」という声で叩き起こされます。
御来光にモチベーションはあまり感じないのですが、とりあえず「せっかくなので精神」で外に出ます。

まだ出てきてません。

下を見ると登山してくる人の姿が。いったい何時から登り始めたのでしょうか。

御来光待ちの方達がたくさん。中には半袖短パンの方も。トレイルランの方でしょうか。

うわー!きたー!!信仰心の欠片もない私ですが、思わず手を合わせていました。
八合目の山小屋を後にし、気合いを入れて頂上を目指します。

50分くらいで九合目到着です。
万年雪の名前通り

雪が残っておりました。
さらに30分登って

九合五勺。
ふと上を見ると

頂上が目視で確認できます。
あと少し
しかし、ここからが本番です。
角度も今までよりも急になり、酸素も薄い。見えているのになかなか辿り着かない頂上。
通称「胸突き八丁」というそうです。
登ります。ひたすら登ります。

頂上到着です。

おお、頂上料金。
トイレも1回300円に値上がりしました。

お構いなしに、さほど冷たくないマッチをイッキ飲みです。
喉を潤したところで頂上周辺をブラブラします。

迫力ある富士山の火口。
腰を降ろして、ふと見てみると

奥に見えるのが剣ヶ峰。3,776m日本一高い場所です。
歩いて更に20分急な斜面を登り

やりました。

富士山頂です。
山小屋で一泊しているので、体力的にも余裕があります。
せっかく来たのだからお鉢巡りでも…と思いましたが、午後から天気が崩れると予報が。
感動に浸っている間もなく下山です。

帰りは御殿場口へ。翌日は富士登山駅伝開催とのこと。

御殿場口といえば「大砂走り」
永遠に続く大砂走り対策として、バレーの膝サポーターを装着し臨みます。

舐めてました。

これが大砂走りです。
かなりの急勾配。一歩踏み出せば踝まで砂に埋まる始末。
地平線の先が見えません。
まるでキャプテン翼の相手ゴールのようです。
振り返ると

えげつない角度。
試しに少しだけ登ってみましたが、1m進むと2m滑らされる感覚が。
山小屋も7合目以降、5合目までありません。水も買えないしトイレも無いのです。
だから御殿場口から登山する人って圧倒的に少ないんですね。
その大砂走り
止せばいいのに走りました。富士登山駅伝選手のように走りました。
そして何度も転びました。ゴロゴロと転びました。
勿論、顔や身体中は泥だらけ。足の指の爪はほぼ死にました。

命からがら辿り着いた麓の山小屋で

飲んだコーラの美味いこと美味いこと。
うん。下りは地獄でした。
登りは体力、下りは技術と言われますが
下りが苦手な私に、日本最高峰の山は容赦なく襲いかかってきました。
まさにトラウマ
日本に生まれたからには一度は富士山と思っていました。
一度でいいです。
2度と富士山には登らないと思います。
多分ね…。
今回色んな登山者の人と交流がありました。
特に外国人。楽しそうに登山していました。
私の流暢な英語が全く通じず、もっとスピードラーニングで勉強しておけば良かったです。
いつもは眺めるだけの近くて遠い富士山でしたが
今後は違った感じで富士山が見れると思います。
春先まで、登山経験、装備、知識、全てにおいて皆無の状態でしたが
色んな方にアドバイスを頂き、トレーニングを積んで、装備を揃えて行きました。
少しでも「哲でも登れたのだから、自分も富士山登ってみるか。」と思って頂けたり、興味を持って頂けたら幸いです。
最後に御来光と僕。

やっぱりもう一回行くかな。
誰かご一緒しませんか?
いや、マジで。
ではでは。