Quantcast
Channel: てつさんの道楽モノ日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 788

ミス二郎。~旅立ちの日に~

$
0
0
またミスとお仕事する機会がありました。


ミス「あの日から、無性に二郎が食べたいんです…。」


これは完全に二郎中毒です。しかし静岡には二郎はありません。


では処方箋を出しましょう。


そう言いながら、近所にあるインスパイア系の店に連れていく事にしました。


ミス「私、来月相模大野に引っ越すんですが、そこの近くに二郎がある事を知って、1人で並ぼうとしちゃいました。」


マジか…スモジに1人で行こうとしている…。


ミスが1人で二郎に行列している姿を想像するだけで、昇天しそうになります。





今回注文するのは一枚岩のような唐揚げが乗った「ドカ盛りタブーらぁめん」です。


インスパイア系なので麺半分なんて優しさは要りません。むしろ引っ越し祝いのつもりで、「ミスの分だけヤサイマシで…。」と店主にお願いしました。


今回は「大学時代は米三合」のベレ女も一緒です。


全盛期の赤坂尊子を彷彿させるような大食いであるベレ女。「ミスがどのくらいの実力か見届けてやるよ。」とニヤニヤしながらミスを眺めています。


着丼





この前は赤羽蝶野の威圧感でとても余裕がありませんでしたが、この日は天地返しのやり方をミスに伝授しました。





美味しい美味しいと言いながらミスは食べ続けます。


スピードこそ早くはありませんが、一定のペースを保っています。


そんな成長した姿をみていると「もう何も教える事はないな…。」と嬉しいような寂しいような感情になってきました。


私が感傷的な気持ちにひたっている隙に、ベレ女が私の唐揚げを奪ってモシャモシャ食べていました。





そうこうしているうちにミス完食





「若い頃のアタシを見てるようだよ」とベレ女。


自然とその場にいた皆から拍手が沸き起こりました。


まるで映画のワンシーンのように


「また何処かの二郎で会いましょう。」


そう約束して私達は別れました。


翌日、ミスから「夜に胃がムカムカしましたが、アイス食べたら治りました。」とメールが来ました。


NO JIRO NO LIFE


私はこの一言だけを返信しました。


ミスのこれからの新生活と二郎生活に幸あれ


そして私はまた普通に腹壊しました。


ではでは。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 788

Trending Articles