以前、二郎に案内したミス
「御礼にご案内したいところがあるんです。」
ホーム&アウェイ方式
そんな乙姫様に連れられて、ワクワクしながら到着した竜宮城こと
原宿「HONEY MI HONEY」
でました。店内は全てピンク。私に最も縁遠い「その全てが可愛いお店」です。
元々は服屋さんでカフェも併設しているとのこと。
「この店、最高に可愛いんです。一度来てみたかったんですよ。」
ミスは念願叶った顔をしておりました。
それにしてもすごい行列です。二郎に負けていません。
いや、二郎は男臭い行列ですが、この店は「テレビでよく見かける原宿にいそうな可愛いギャル」しか並んでません。
お店は2階にあり、狭い外階段にぎっしり行列が出来ております。
その行列に私が並ぶ
言葉で上手く伝わるでしょうか?これぞカオスです。
二郎の行列にミスが並んでいる姿も大概でしたが、このギャルの列に私が並んでいる方が余程カオスです。
「ちょっと服見てきていいですか?」
ミスはそう言い残し、私は一人で行列に並ぶことになりました。
道行く人から向けられる好奇の目。
それに耐えられず、私は道路側に背を向けると、ガラス張りの店内にはギャル率100%勇気。もう頑張るしかないさ。そして店内からも私に向けられる好奇の目。
どこにも逃げ場がない…。
顔を真っ赤にしてうつ向いていると、ミスが戻って来てくれました。少しだけニヤついていたのを私は見逃しませんでした。
20分ほど並んで(私には体感2時間でしたが)入店しました。
![]()
「ここのチョコミントが飲みたかったんです!」興奮気味にミスは話していましたが、チョコミントはまさかのゴールデンウィーク限定とのこと。
バナナスムージーを頼みましたが、とにかく店内が可愛い過ぎて味なんて分かりゃしません。
「場違い」って言葉がこれ程似合うシーンは、今後の人生でもないでしょう。
![]()
とにかくとにかく恥ずかしい。のっぴきならぬ恥ずかしさ。
頭のなかに「つーけまつーげまつげまつげー♪」の曲が流れ続けます。
私は終始うつ向き加減でした。そんな姿をミスはニヤニヤしながら眺めていました。これは一種のプレイでしょうか?
ふと目をあげると、服を見に来ていた女の子が口をあんぐりと開けながら、まるで見ては行けないモノを見てしまったような顔で私を見ていました。
「そうか…お前にも私が見えるのか…。」
ゴゴゴゴゴ…という効果音が聞こえてきそうな雰囲気よろしく、デスボイスでそう呟きたくなりました。
店を出るときもまた地獄。行列が出来ている狭い階段を降りて外に出なければなりません。
おっさんマジかよ?と顔に書いてあるギャルの横を転げるように降りました。
「どうでしたか?」
店を出たあとに、悪戯っぽく聞いてくるミスに対し
「まあ…可愛いお店でしたね…。」と感想を告げ
私の原宿カルチャー、未知との遭遇は終わりました。
![]()
この翌日、チョコミントが再販されたそうです。
いや、流石にもう…
ではでは。
「御礼にご案内したいところがあるんです。」
ホーム&アウェイ方式
そんな乙姫様に連れられて、ワクワクしながら到着した竜宮城こと
原宿「HONEY MI HONEY」
でました。店内は全てピンク。私に最も縁遠い「その全てが可愛いお店」です。
元々は服屋さんでカフェも併設しているとのこと。
「この店、最高に可愛いんです。一度来てみたかったんですよ。」
ミスは念願叶った顔をしておりました。
それにしてもすごい行列です。二郎に負けていません。
いや、二郎は男臭い行列ですが、この店は「テレビでよく見かける原宿にいそうな可愛いギャル」しか並んでません。
お店は2階にあり、狭い外階段にぎっしり行列が出来ております。
その行列に私が並ぶ
言葉で上手く伝わるでしょうか?これぞカオスです。
二郎の行列にミスが並んでいる姿も大概でしたが、このギャルの列に私が並んでいる方が余程カオスです。
「ちょっと服見てきていいですか?」
ミスはそう言い残し、私は一人で行列に並ぶことになりました。
道行く人から向けられる好奇の目。
それに耐えられず、私は道路側に背を向けると、ガラス張りの店内にはギャル率100%勇気。もう頑張るしかないさ。そして店内からも私に向けられる好奇の目。
どこにも逃げ場がない…。
顔を真っ赤にしてうつ向いていると、ミスが戻って来てくれました。少しだけニヤついていたのを私は見逃しませんでした。
20分ほど並んで(私には体感2時間でしたが)入店しました。

「ここのチョコミントが飲みたかったんです!」興奮気味にミスは話していましたが、チョコミントはまさかのゴールデンウィーク限定とのこと。
バナナスムージーを頼みましたが、とにかく店内が可愛い過ぎて味なんて分かりゃしません。
「場違い」って言葉がこれ程似合うシーンは、今後の人生でもないでしょう。

とにかくとにかく恥ずかしい。のっぴきならぬ恥ずかしさ。
頭のなかに「つーけまつーげまつげまつげー♪」の曲が流れ続けます。
私は終始うつ向き加減でした。そんな姿をミスはニヤニヤしながら眺めていました。これは一種のプレイでしょうか?
ふと目をあげると、服を見に来ていた女の子が口をあんぐりと開けながら、まるで見ては行けないモノを見てしまったような顔で私を見ていました。
「そうか…お前にも私が見えるのか…。」
ゴゴゴゴゴ…という効果音が聞こえてきそうな雰囲気よろしく、デスボイスでそう呟きたくなりました。
店を出るときもまた地獄。行列が出来ている狭い階段を降りて外に出なければなりません。
おっさんマジかよ?と顔に書いてあるギャルの横を転げるように降りました。
「どうでしたか?」
店を出たあとに、悪戯っぽく聞いてくるミスに対し
「まあ…可愛いお店でしたね…。」と感想を告げ
私の原宿カルチャー、未知との遭遇は終わりました。

この翌日、チョコミントが再販されたそうです。
いや、流石にもう…
ではでは。