長崎帰省中。
せっかくなので、夜の南山手を歩いてみました。
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ライトアップされている大浦天主堂。
グラバー園もライトアップされているとのこと。
ブラリ寄ってみることに。
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嗚呼、綺麗。
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グラバー邸です。
そこから見た長崎の夜景。
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美し過ぎます。
住んでるときには気付きませんでしたが、長崎ってお洒落な街ですね。
シーズンだからか、まわりはカップルだらけ。
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ムーディーにライトアップされている石畳を歩いていると
私の少し前を歩いていたグループの1人が「うおっ!危ねぇ!!」と叫びました。
何だろう?と薄暗い石畳を見てみると
大きなうん○がありました。
けして広くはない石畳の道
イルミネーションに気をとられていたので、前を歩いていた人が叫ばなかったら、私は確実に踏んでいました。
心の中で「有り難う。あの叫んだ人にメリークリスマス。」とそっと呟きました。
難が去って、数メートル歩き始めた時です。
前から腕を組んだカップルがこちらに歩いて来ました。
二人ともイルミネーションに見とれています。
女の子はすごく可愛いです。男は正直モサイ感じ。
何でこんな男にこんな可愛い彼女が…。絶対俺の方が…。←こう思う時点で負け組決定。
きっと何かすごい取り柄があるはずだ。もしかして加藤鷹ばりの…
私の脳内ではそんな下らない事を考えていました。
本当にうらやましいくらいにベタベタしてます。
いや、待てよ…
このまま、この軌道で歩いたら
このカップル確実にうん○踏むぞ…。
すれ違って2秒後に、私はこの事に気付きました。
ハッと振り返ると、そのカップルはイルミネーションに見とれながらうん○の方へ向かってます。足元なんて全然見てません。
ほら!!やっぱり!!!
私は焦りました。
この衝突を回避せねばならない…。
まるで巨大隕石衝突回避のために立ち上がった、アルマゲドンのブルースウィルスのように
「私が地球(このカップル)を救わなければ。」
そんな使命感が私の中に生まれました。
しかし、何て声かけたらいいんだ…。
「ちょっとお二人さん!その先うん○ありますよ。」
いや!違う!!クリスマスに「うん○」とか言ってはいけない…。
もっとスマートな言い回しは無いのか…
「気を付けないとメリークソリマスよ。」
いやこれも違う!!!全然上手くない!!
「イルミネーション綺麗ですね。でも、足元注意ですよ。」
これだ!!
私が声を発しようとした瞬間
カップルの二人が、まるで共同作業のように、どちらも豪快にうん○を踏んでいました。
あ…。
私の頭の中でエアロスミスの曲が流れ
その踏んだ瞬間が、私にはスローモーションに見えました。
間に合わなかった…。地球を救えなかった…。
私が悔いているの他所に、踏んだ事を全く気付いていないカップルは何事も無かったかのように歩いて暗闇に消えて行きました。
世の中には知らなくても良いことがある。
「お二人さん、貴方達たった今、うん○踏みましたよ。」
これは確実に違うと思ったので、私も何事も無かったかのようにクルリと振り返りました。
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マダム・バタフライ、私は間違っていたのでしょうか?
それは後世が判断してくれると思います。
聖なる夜、あの二人なら何があっても乗り越えられると信じています。
あの二人にも…メリークリスマス…。
北風に煽られつつ、そっと風に乗せて呟きながら
再び私は石畳を歩き始めました。
ミサが始まるのでしょうか?
何処か遠くからチャペルの鐘の音とパイプオルガンの調べが響いていました。
年末に糞みたいな話ですみません。
ではでは。
せっかくなので、夜の南山手を歩いてみました。

ライトアップされている大浦天主堂。
グラバー園もライトアップされているとのこと。
ブラリ寄ってみることに。

嗚呼、綺麗。

グラバー邸です。
そこから見た長崎の夜景。

美し過ぎます。
住んでるときには気付きませんでしたが、長崎ってお洒落な街ですね。
シーズンだからか、まわりはカップルだらけ。

ムーディーにライトアップされている石畳を歩いていると
私の少し前を歩いていたグループの1人が「うおっ!危ねぇ!!」と叫びました。
何だろう?と薄暗い石畳を見てみると
大きなうん○がありました。
けして広くはない石畳の道
イルミネーションに気をとられていたので、前を歩いていた人が叫ばなかったら、私は確実に踏んでいました。
心の中で「有り難う。あの叫んだ人にメリークリスマス。」とそっと呟きました。
難が去って、数メートル歩き始めた時です。
前から腕を組んだカップルがこちらに歩いて来ました。
二人ともイルミネーションに見とれています。
女の子はすごく可愛いです。男は正直モサイ感じ。
何でこんな男にこんな可愛い彼女が…。絶対俺の方が…。←こう思う時点で負け組決定。
きっと何かすごい取り柄があるはずだ。もしかして加藤鷹ばりの…
私の脳内ではそんな下らない事を考えていました。
本当にうらやましいくらいにベタベタしてます。
いや、待てよ…
このまま、この軌道で歩いたら
このカップル確実にうん○踏むぞ…。
すれ違って2秒後に、私はこの事に気付きました。
ハッと振り返ると、そのカップルはイルミネーションに見とれながらうん○の方へ向かってます。足元なんて全然見てません。
ほら!!やっぱり!!!
私は焦りました。
この衝突を回避せねばならない…。
まるで巨大隕石衝突回避のために立ち上がった、アルマゲドンのブルースウィルスのように
「私が地球(このカップル)を救わなければ。」
そんな使命感が私の中に生まれました。
しかし、何て声かけたらいいんだ…。
「ちょっとお二人さん!その先うん○ありますよ。」
いや!違う!!クリスマスに「うん○」とか言ってはいけない…。
もっとスマートな言い回しは無いのか…
「気を付けないとメリークソリマスよ。」
いやこれも違う!!!全然上手くない!!
「イルミネーション綺麗ですね。でも、足元注意ですよ。」
これだ!!
私が声を発しようとした瞬間
カップルの二人が、まるで共同作業のように、どちらも豪快にうん○を踏んでいました。
あ…。
私の頭の中でエアロスミスの曲が流れ
その踏んだ瞬間が、私にはスローモーションに見えました。
間に合わなかった…。地球を救えなかった…。
私が悔いているの他所に、踏んだ事を全く気付いていないカップルは何事も無かったかのように歩いて暗闇に消えて行きました。
世の中には知らなくても良いことがある。
「お二人さん、貴方達たった今、うん○踏みましたよ。」
これは確実に違うと思ったので、私も何事も無かったかのようにクルリと振り返りました。

マダム・バタフライ、私は間違っていたのでしょうか?
それは後世が判断してくれると思います。
聖なる夜、あの二人なら何があっても乗り越えられると信じています。
あの二人にも…メリークリスマス…。
北風に煽られつつ、そっと風に乗せて呟きながら
再び私は石畳を歩き始めました。
ミサが始まるのでしょうか?
何処か遠くからチャペルの鐘の音とパイプオルガンの調べが響いていました。
年末に糞みたいな話ですみません。
ではでは。